TMK 20 LOTUS RENAULT 97T PORTUGAL GP ESTORIL 1985 1/43


部品点検。例によって初期モデルのため非常に造りは簡単です。このまま製作しても面白くないのでフルディテールマシンに改造しようと思います。上手くいくかどうかわかりませんが挑戦してみます。



先ず、写真を参考に精密のこぎりを使ってボディカウルの分解です。



次に、フロント・ウイングの補助翼の自作です。そのままアンダートレーに接着しました。





ボディカウル上面の成形です。NASAダクトや天井のフックが出るところの穴あけです。これにはかなり内側の肉を削らないと出来ませんでした。



ボディカウルのサイド・ポンツーンの部分ですが切り取った部品をそのまま使えば楽なのですが、肉が厚すぎます。そこで、柱になる部分を残して、アルミ板で自作しました。
おかげで底板との間に隙間が出来ました。パテ埋めですね。


一番の難関ですが、ボディカウル上面との合体修正です。のこぎりで切っているので微妙に隙間が空きます。その部分の修正が大変です。
取りあえずエポキシパテを使って成形してみます。


削りに削りまくりです。


四苦八苦の末ボディカウルの位置合わせが出来ました。まだ細かいところの修正はありますが次の問題はいかにエンジン部分を作るかですね。

レイン・タイヤにタイヤ・マーキングを吹きました。

ホイールを製作しました。(付属の物ではなくTAMEO製のホイールを使用しました。)

タイヤ・ホイール完成。








途中経過です。

ラジエータ製作。サイド・ポンツーン吸入口網掛け。



燃料タンク製作。ボディカウルの肉が厚いため、実車の形が再現できませんでした。もう一度製作し直します。

エポキシパテを盛りつけました。乾燥して削っていきました。




燃料タンク成形、天井フック製作。


エポキシパテをアルミ板の上に盛りつけ、成型し、RENAULT V6 TWIN TURBO 製作。

ミッションをはめ込み、サイズ合わせ、調整。ラジエータに取り付けていたアッパー・タンクが大きすぎるので取り外しました。

エンジン・ブロック完成。



フロント・ノーズ、燃料タンク穴開け成型。マァフラー、ウエストゲート配管用穴開け。

片側4本の内、2本がマフラーで、2本がウエストゲート排気口です。


マフラー配管終了。エンジンにインテーク・マニホールド配管、エキゾースト・パイプ配管。

インタークーラー製作。

ターボ・チャージャー2個、ウエストゲート2個製作。


右サイド製作。下地つや消し黒で塗装。ターボ・チャージャー、ウエストゲート、インテーク・クリーナー、各種配管製作。

左サイドも同様に製作完成。




インテーク・サージタンク製作。オイル・クーラー製作。各種配線。




ボディカウルを取り付けサイズ合わせ、調整。

フロント・ウイング翼端板製作。

フロント・サスペンション・ロア・アーム、ディスク・ブレーキ、ブレーキ冷却板製作、サイズ調整。

リア・ウイング補助翼製作。

リア・サスペンション・ロア・アーム製作。サイズ調整。



リア・サスペンション・アッパーアーム製作。サイズ調整。


リア・サスペンション・ディスク・ブレーキ製作。

ボディカウルを取り付けた結果、サスペンション・アッパー・アーム製作仕直し。


リア・ウイング補助翼製作。



ボディカウル、アンダートレーにマスキングをし、リア・ウイングに黒を吹きました。








黒を入れてほぼ色の塗り分けを終わりました。

2回目の黒を吹きました。

「精密屋」ウレタンクリアを吹きました。

フルディテール改造用デカールを作りました。しかしいざ貼り付けてみると、インクジェットのインクでは薄く背面が真っ黒だと全然発色してくれませんでした。
そこであわてて、市販のデカールを探し、注文しましたが・・・。殆どが在庫無しでもしかしたら手に入らないかもしれません。F'artefice
の通販でも売り切れでした。もう少し努力してみます。無事手にはいることを祈るのみです。

ウインドウ・スクリーンですが本来は半透明の黒です。それをどうにか再現しようと出来るだけ薄めに黒を吹きましたが、なかなか上手くいきませんでした。


ウインドウ・スクリーンを取り付け。自作サイドミラー取り付け塗装。(Z model のミラー枠使用)








リア・ウイングを取り付けました。
デカールですが今のところ1件在庫無しの連絡が入り、悲しい・・・。


手持ちのデカールの中にちょうど良い大きさのRENAULTのデカールがあったのでエンジンに貼りました。
今日、注文していた。97t&99tのタバコデカールを発送したという連絡がありました。これで、内部のデカールが揃いそうです。後はelfのデカールをどうするかですね。





アンダートレーにカーボン・デカール・を貼りました














ボディ全体のデカールを貼り、修正しました。












待望のJPSデカールが送ってきたので、早速内部に貼りました。


2回目の「精密屋」ウレタン・クリアを吹きました。

最後の修正をしました。
「elf」 の金色のデカールは自作しました。(ALPS MD-5500
プリンターを手に入れたので熱転写方式のデカールが製作でき、完璧です。)
ボディカウルは
50ミクロン粒子のコンパウンドで磨きました。
0.5ミクロン粒子のコンパウンドで磨きました。
TAMIYA MODELING WAX をかけました。
セナの人形を製作しました。(デカールはMSM CREATION製を使用しました。)








ボディカウルを装着した状態。








ボディカウルを取り外した状態。








セナの人形を両面テープで取り付けた状態。








フルデテールの状態。(設置台とボディカウルは両面テープで接着しています。)




完成しました。





一度完成しましたが、シートベルトをつけ忘れていたのでZ model
の6点式シートベルトを取り付けました。また、フロント・タイヤの整流板の取り付け方法を実車と同じ方法にしました。ボディからのステイを使って取り付け直しました。
殆ど自作の部品を使いました。世界に一つの作品です。デカールを自作です。
セナのファースト・ウイン・マシンです。レインタイヤ仕様です。
嫁入り先が決まりました。嫁いでも大事にして貰って下さい。
2009.08.26.売却
LOTUS RENAULT 97T AYRTON SENNA
1985 PORTUGAL GP ESTORIL
S/N 52 2009.06.28.
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